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ロワールの赤 ― ガメ、ピノ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニヨン ロワールの赤といえば、まず思い浮かぶのがガメ(Gamay)。 cover
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寿司とワインの美学

ロワールの赤 ― ガメ、ピノ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニヨン ロワールの赤といえば、まず思い浮かぶのがガメ(Gamay)。

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04min |22/10/2025
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Description


軽やかでフレッシュ、そして果実味に満ちたその味わいは、春風のような優しさを持ち、冷涼な気候の中で育つことで、酸味と香りの調和が見事に表現されます。

🍇 ロワールの赤 ― ガメ、ピノ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニヨン

ロワールの赤といえば、まず思い浮かぶのがガメ(Gamay)


軽やかでフレッシュ、そして果実味に満ちたその味わいは、春風のような優しさを持ち、冷涼な気候の中で育つことで、酸味と香りの調和が見事に表現されます。竹内先生の繊細な寿司や、軽やかな和前菜と合わせると、素材の持つ甘みと酸味が一層引き立ちます。

一方で、ピノ・ノワール(Pinot Noir)は、同じくエレガントでありながら、もう少し複雑で深みのある香りを纏います。ロワールでは、ブルゴーニュほどの重厚さではなく、軽やかで透明感のある赤として仕上がるのが特徴です。熟したチェリーやスミレの香りが漂い、たとえば炙り鴨の寿司や、和牛の軽いローストなどに寄り添うような、優美な余韻を残します。

そして、南ロワールで栽培されるカベルネ・ソーヴィニヨン(Cabernet Sauvignon)。この葡萄は力強く、タンニンもしっかりとしており、カシスやブラックベリー、スパイスの香りを感じさせます。ロワールではその表情がやや柔らかく、どこか「静けさを宿した力強さ」を感じさせます。


🍷 ロワールの白 ― シュナン・ブラン(Chenin Blanc)

ロワールを語る上で欠かせないのがシュナン・ブラン(Chenin Blanc)です。
同じ畑でも、収穫のタイミングや醸造方法によってまったく異なる表情を見せる、多面体のような葡萄。ドライから甘口、スパークリングまで、あらゆるスタイルを表現できる稀有な存在です。若いワインは青リンゴや白い花の香りが爽やかに広がり、熟成すると蜂蜜やアーモンド、蜜蝋のような深みを湛えます。

このシュナン・ブランは、寿司はもちろん、抹茶マドレーヌゆずのデザートにも寄り添う、極めて詩的な白ワインです。清涼感と柔らかさ、そして自然な酸味が、和の甘味の余韻を美しく引き締めてくれます。


ロワールのワインたちは、いずれも「控えめな美しさ」と「自然との調和」を重んじた味わいを持ち、派手な主張を避け、静けさの中に深い滋味を感じさせるその風格は、日本の“わびさび”にも通じます。


🍇 Les rouges de la Loire — Gamay, Pinot Noir, Cabernet Sauvignon

Lorsqu’on évoque les vins rouges de la Loire, le premier nom qui vient à l’esprit est sans doute le Gamay.
Léger, frais et plein de fruit, il exprime une douceur printanière, née d’un climat frais qui équilibre subtilement acidité et arômes. Avec les sushis délicats ou les entrées japonaises légères du Chef Takeuchi, la douceur naturelle et la vivacité du Gamay se marient en parfaite harmonie.

🍷 Les blancs de la Loire — Chenin Blanc

Impossible de parler de la Loire sans évoquer le Chenin Blanc.
Cépage caméléon par excellence, il offre mille visages selon la récolte et la vinification — du sec au moelleux, jusqu’au pétillant. Dans sa jeunesse, il séduit par ses parfums de pomme verte et de fleurs blanches ; avec le temps, il se pare de nuances de miel, d’amande et de cire d’abeille.

Ce Chenin Blanc dialogue merveilleusement avec les sushis, mais aussi avec des créations sucrées telles que la madeleine au matcha ou les desserts au yuzu du Chef Takeuchi. Sa fraîcheur, sa douceur naturelle et son acidité poétique prolongent la délicatesse des saveurs japonaises.


Production et Montage : association BIMISHIDO©

制作・編集: 竹内寿幸/美味し道


Musique d'Introduction/Outro : Akatsuki Rising


フォローはこちらから:https://smartlink.ausha.co/vinsnature/-7


Instagram : https://www.instagram.com/hissa_take_uchi/

X (Twitter) : https://x.com/artiste_hissa

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Transcription

  • Speaker #0

    舞台裏の真実やお話、 なかなか表には出てこない 食の現場 のリアルな話を交えながら、 正しい食の姿とは何か、 美味しさとは何かを一緒に考えていきたいと思っています。 日本とフランス、 この2つの文化の間で生まれた食の哲学や、 私が出会ってきた職人たちの お話もしたいと思っています。 食べることは ただの栄養補給ではありませんし、 体や心、 そして自然とのつながりを取り戻す大切な時間ですよね そういうことを少しでも感じ取っていただければ 嬉しいです 私は愛媛県の山江の農家に生まれ 15歳でこの世界に入りました 日本とフランスの料理業界で学び 現在はパリを拠点にして 料理と芸術を融合させながら 料理を探求しています美食の後それが私のライフワークです 今皆さんに聞いていただいているのは ワインのお話です。 でも 普通のワインじゃありません。 自然ワインです。 そして その自然ワインと お寿司の相性 そういうお話を今 皆さんと一緒にしています。 それでは竹内幸の 美味し道アートチャンネルどうぞ最後までお楽しみください。 皆さんこんにちは料理長竹内幸です。 今日のワインは 赤です。 動物がね、 イモリと鳥とカエルがいますね上の方にね見えます? で、 ワインの名前が Vent et Tourneどういうことかって言ったら、 まあ風向きが変わるって言うんですか? 風向きね結構ね、 あの風も多いし、 あのロバールっていうのは多分フランスで一番長いブドウ畑を持ってるところなんですよ 一番長い、 だから ブドウの種類もたくさんあるんですよ これ赤 なんだけどなんて書い てあるかな? ガメ、 ピノトス、 カバネ、 ソービニオン、 シュノンブラウン4種類入ってますね この手の ガメとか カバネ、ソービニオンは どっちかって言うのは夏はね 少し冷蔵庫入れてもらって フレッシュでね 13度とか 15度ぐらいで 飲んでもらっても結構です 結構軽い赤ワインな ので 気が向いた時とかね ちょっと風向き変えたい時は この Vent et tourne 風向きを変える、 流れを変える っていう意味も込めてあるって言ってました 陽気な気分になりたい時は 開けて飲んでくださいそうしたら気分も変わるし 翌日も明日も違った 気分でお仕事ができるかもしれないです よ幸運を呼ぶ天使 だと思っ て一回試してください日本でも見つかります 今日も最後まで聞いてくれてありがとうチャンネル登録よろしくお願いしますバイバイ 今回も最後まで聞いていただいてどうもありがとういかがでした? 皆さんの応援がとても励みになります のでチャンネル登録よろしくお願いします またコメントしていただけると大変嬉しい それではまたお会いしましょういやー 料理って本当楽しいですね

Chapters

  • Chapitre 1 竹内寿幸

    00:00

  • Chapitre 2 貴重なお話が盛り込んであります

    00:33

  • Chapitre 3 私がライフワークは美食とアートです

    00:57

  • Chapitre 4 ロワールの赤ワインで、人生を満喫しよう

    01:31

  • Chapitre 5 gamay

    02:12

  • Chapitre 6 pinot noir

    02:30

  • Chapitre 7 cabernet sauvignon

    02:30

  • Chapitre 8 chenin blanc

    02:34

  • Chapitre 9 天使のようなワインです

    02:42

  • Chapitre 10 みんなと楽しく飲んでください。

    03:18

  • Chapitre 11 ありがとうございました。料理ってほんと楽しいですね。

    03:52

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軽やかでフレッシュ、そして果実味に満ちたその味わいは、春風のような優しさを持ち、冷涼な気候の中で育つことで、酸味と香りの調和が見事に表現されます。

🍇 ロワールの赤 ― ガメ、ピノ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニヨン

ロワールの赤といえば、まず思い浮かぶのがガメ(Gamay)


軽やかでフレッシュ、そして果実味に満ちたその味わいは、春風のような優しさを持ち、冷涼な気候の中で育つことで、酸味と香りの調和が見事に表現されます。竹内先生の繊細な寿司や、軽やかな和前菜と合わせると、素材の持つ甘みと酸味が一層引き立ちます。

一方で、ピノ・ノワール(Pinot Noir)は、同じくエレガントでありながら、もう少し複雑で深みのある香りを纏います。ロワールでは、ブルゴーニュほどの重厚さではなく、軽やかで透明感のある赤として仕上がるのが特徴です。熟したチェリーやスミレの香りが漂い、たとえば炙り鴨の寿司や、和牛の軽いローストなどに寄り添うような、優美な余韻を残します。

そして、南ロワールで栽培されるカベルネ・ソーヴィニヨン(Cabernet Sauvignon)。この葡萄は力強く、タンニンもしっかりとしており、カシスやブラックベリー、スパイスの香りを感じさせます。ロワールではその表情がやや柔らかく、どこか「静けさを宿した力強さ」を感じさせます。


🍷 ロワールの白 ― シュナン・ブラン(Chenin Blanc)

ロワールを語る上で欠かせないのがシュナン・ブラン(Chenin Blanc)です。
同じ畑でも、収穫のタイミングや醸造方法によってまったく異なる表情を見せる、多面体のような葡萄。ドライから甘口、スパークリングまで、あらゆるスタイルを表現できる稀有な存在です。若いワインは青リンゴや白い花の香りが爽やかに広がり、熟成すると蜂蜜やアーモンド、蜜蝋のような深みを湛えます。

このシュナン・ブランは、寿司はもちろん、抹茶マドレーヌゆずのデザートにも寄り添う、極めて詩的な白ワインです。清涼感と柔らかさ、そして自然な酸味が、和の甘味の余韻を美しく引き締めてくれます。


ロワールのワインたちは、いずれも「控えめな美しさ」と「自然との調和」を重んじた味わいを持ち、派手な主張を避け、静けさの中に深い滋味を感じさせるその風格は、日本の“わびさび”にも通じます。


🍇 Les rouges de la Loire — Gamay, Pinot Noir, Cabernet Sauvignon

Lorsqu’on évoque les vins rouges de la Loire, le premier nom qui vient à l’esprit est sans doute le Gamay.
Léger, frais et plein de fruit, il exprime une douceur printanière, née d’un climat frais qui équilibre subtilement acidité et arômes. Avec les sushis délicats ou les entrées japonaises légères du Chef Takeuchi, la douceur naturelle et la vivacité du Gamay se marient en parfaite harmonie.

🍷 Les blancs de la Loire — Chenin Blanc

Impossible de parler de la Loire sans évoquer le Chenin Blanc.
Cépage caméléon par excellence, il offre mille visages selon la récolte et la vinification — du sec au moelleux, jusqu’au pétillant. Dans sa jeunesse, il séduit par ses parfums de pomme verte et de fleurs blanches ; avec le temps, il se pare de nuances de miel, d’amande et de cire d’abeille.

Ce Chenin Blanc dialogue merveilleusement avec les sushis, mais aussi avec des créations sucrées telles que la madeleine au matcha ou les desserts au yuzu du Chef Takeuchi. Sa fraîcheur, sa douceur naturelle et son acidité poétique prolongent la délicatesse des saveurs japonaises.


Production et Montage : association BIMISHIDO©

制作・編集: 竹内寿幸/美味し道


Musique d'Introduction/Outro : Akatsuki Rising


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  • Speaker #0

    舞台裏の真実やお話、 なかなか表には出てこない 食の現場 のリアルな話を交えながら、 正しい食の姿とは何か、 美味しさとは何かを一緒に考えていきたいと思っています。 日本とフランス、 この2つの文化の間で生まれた食の哲学や、 私が出会ってきた職人たちの お話もしたいと思っています。 食べることは ただの栄養補給ではありませんし、 体や心、 そして自然とのつながりを取り戻す大切な時間ですよね そういうことを少しでも感じ取っていただければ 嬉しいです 私は愛媛県の山江の農家に生まれ 15歳でこの世界に入りました 日本とフランスの料理業界で学び 現在はパリを拠点にして 料理と芸術を融合させながら 料理を探求しています美食の後それが私のライフワークです 今皆さんに聞いていただいているのは ワインのお話です。 でも 普通のワインじゃありません。 自然ワインです。 そして その自然ワインと お寿司の相性 そういうお話を今 皆さんと一緒にしています。 それでは竹内幸の 美味し道アートチャンネルどうぞ最後までお楽しみください。 皆さんこんにちは料理長竹内幸です。 今日のワインは 赤です。 動物がね、 イモリと鳥とカエルがいますね上の方にね見えます? で、 ワインの名前が Vent et Tourneどういうことかって言ったら、 まあ風向きが変わるって言うんですか? 風向きね結構ね、 あの風も多いし、 あのロバールっていうのは多分フランスで一番長いブドウ畑を持ってるところなんですよ 一番長い、 だから ブドウの種類もたくさんあるんですよ これ赤 なんだけどなんて書い てあるかな? ガメ、 ピノトス、 カバネ、 ソービニオン、 シュノンブラウン4種類入ってますね この手の ガメとか カバネ、ソービニオンは どっちかって言うのは夏はね 少し冷蔵庫入れてもらって フレッシュでね 13度とか 15度ぐらいで 飲んでもらっても結構です 結構軽い赤ワインな ので 気が向いた時とかね ちょっと風向き変えたい時は この Vent et tourne 風向きを変える、 流れを変える っていう意味も込めてあるって言ってました 陽気な気分になりたい時は 開けて飲んでくださいそうしたら気分も変わるし 翌日も明日も違った 気分でお仕事ができるかもしれないです よ幸運を呼ぶ天使 だと思っ て一回試してください日本でも見つかります 今日も最後まで聞いてくれてありがとうチャンネル登録よろしくお願いしますバイバイ 今回も最後まで聞いていただいてどうもありがとういかがでした? 皆さんの応援がとても励みになります のでチャンネル登録よろしくお願いします またコメントしていただけると大変嬉しい それではまたお会いしましょういやー 料理って本当楽しいですね

Chapters

  • Chapitre 1 竹内寿幸

    00:00

  • Chapitre 2 貴重なお話が盛り込んであります

    00:33

  • Chapitre 3 私がライフワークは美食とアートです

    00:57

  • Chapitre 4 ロワールの赤ワインで、人生を満喫しよう

    01:31

  • Chapitre 5 gamay

    02:12

  • Chapitre 6 pinot noir

    02:30

  • Chapitre 7 cabernet sauvignon

    02:30

  • Chapitre 8 chenin blanc

    02:34

  • Chapitre 9 天使のようなワインです

    02:42

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    03:18

  • Chapitre 11 ありがとうございました。料理ってほんと楽しいですね。

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軽やかでフレッシュ、そして果実味に満ちたその味わいは、春風のような優しさを持ち、冷涼な気候の中で育つことで、酸味と香りの調和が見事に表現されます。

🍇 ロワールの赤 ― ガメ、ピノ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニヨン

ロワールの赤といえば、まず思い浮かぶのがガメ(Gamay)


軽やかでフレッシュ、そして果実味に満ちたその味わいは、春風のような優しさを持ち、冷涼な気候の中で育つことで、酸味と香りの調和が見事に表現されます。竹内先生の繊細な寿司や、軽やかな和前菜と合わせると、素材の持つ甘みと酸味が一層引き立ちます。

一方で、ピノ・ノワール(Pinot Noir)は、同じくエレガントでありながら、もう少し複雑で深みのある香りを纏います。ロワールでは、ブルゴーニュほどの重厚さではなく、軽やかで透明感のある赤として仕上がるのが特徴です。熟したチェリーやスミレの香りが漂い、たとえば炙り鴨の寿司や、和牛の軽いローストなどに寄り添うような、優美な余韻を残します。

そして、南ロワールで栽培されるカベルネ・ソーヴィニヨン(Cabernet Sauvignon)。この葡萄は力強く、タンニンもしっかりとしており、カシスやブラックベリー、スパイスの香りを感じさせます。ロワールではその表情がやや柔らかく、どこか「静けさを宿した力強さ」を感じさせます。


🍷 ロワールの白 ― シュナン・ブラン(Chenin Blanc)

ロワールを語る上で欠かせないのがシュナン・ブラン(Chenin Blanc)です。
同じ畑でも、収穫のタイミングや醸造方法によってまったく異なる表情を見せる、多面体のような葡萄。ドライから甘口、スパークリングまで、あらゆるスタイルを表現できる稀有な存在です。若いワインは青リンゴや白い花の香りが爽やかに広がり、熟成すると蜂蜜やアーモンド、蜜蝋のような深みを湛えます。

このシュナン・ブランは、寿司はもちろん、抹茶マドレーヌゆずのデザートにも寄り添う、極めて詩的な白ワインです。清涼感と柔らかさ、そして自然な酸味が、和の甘味の余韻を美しく引き締めてくれます。


ロワールのワインたちは、いずれも「控えめな美しさ」と「自然との調和」を重んじた味わいを持ち、派手な主張を避け、静けさの中に深い滋味を感じさせるその風格は、日本の“わびさび”にも通じます。


🍇 Les rouges de la Loire — Gamay, Pinot Noir, Cabernet Sauvignon

Lorsqu’on évoque les vins rouges de la Loire, le premier nom qui vient à l’esprit est sans doute le Gamay.
Léger, frais et plein de fruit, il exprime une douceur printanière, née d’un climat frais qui équilibre subtilement acidité et arômes. Avec les sushis délicats ou les entrées japonaises légères du Chef Takeuchi, la douceur naturelle et la vivacité du Gamay se marient en parfaite harmonie.

🍷 Les blancs de la Loire — Chenin Blanc

Impossible de parler de la Loire sans évoquer le Chenin Blanc.
Cépage caméléon par excellence, il offre mille visages selon la récolte et la vinification — du sec au moelleux, jusqu’au pétillant. Dans sa jeunesse, il séduit par ses parfums de pomme verte et de fleurs blanches ; avec le temps, il se pare de nuances de miel, d’amande et de cire d’abeille.

Ce Chenin Blanc dialogue merveilleusement avec les sushis, mais aussi avec des créations sucrées telles que la madeleine au matcha ou les desserts au yuzu du Chef Takeuchi. Sa fraîcheur, sa douceur naturelle et son acidité poétique prolongent la délicatesse des saveurs japonaises.


Production et Montage : association BIMISHIDO©

制作・編集: 竹内寿幸/美味し道


Musique d'Introduction/Outro : Akatsuki Rising


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  • Speaker #0

    舞台裏の真実やお話、 なかなか表には出てこない 食の現場 のリアルな話を交えながら、 正しい食の姿とは何か、 美味しさとは何かを一緒に考えていきたいと思っています。 日本とフランス、 この2つの文化の間で生まれた食の哲学や、 私が出会ってきた職人たちの お話もしたいと思っています。 食べることは ただの栄養補給ではありませんし、 体や心、 そして自然とのつながりを取り戻す大切な時間ですよね そういうことを少しでも感じ取っていただければ 嬉しいです 私は愛媛県の山江の農家に生まれ 15歳でこの世界に入りました 日本とフランスの料理業界で学び 現在はパリを拠点にして 料理と芸術を融合させながら 料理を探求しています美食の後それが私のライフワークです 今皆さんに聞いていただいているのは ワインのお話です。 でも 普通のワインじゃありません。 自然ワインです。 そして その自然ワインと お寿司の相性 そういうお話を今 皆さんと一緒にしています。 それでは竹内幸の 美味し道アートチャンネルどうぞ最後までお楽しみください。 皆さんこんにちは料理長竹内幸です。 今日のワインは 赤です。 動物がね、 イモリと鳥とカエルがいますね上の方にね見えます? で、 ワインの名前が Vent et Tourneどういうことかって言ったら、 まあ風向きが変わるって言うんですか? 風向きね結構ね、 あの風も多いし、 あのロバールっていうのは多分フランスで一番長いブドウ畑を持ってるところなんですよ 一番長い、 だから ブドウの種類もたくさんあるんですよ これ赤 なんだけどなんて書い てあるかな? ガメ、 ピノトス、 カバネ、 ソービニオン、 シュノンブラウン4種類入ってますね この手の ガメとか カバネ、ソービニオンは どっちかって言うのは夏はね 少し冷蔵庫入れてもらって フレッシュでね 13度とか 15度ぐらいで 飲んでもらっても結構です 結構軽い赤ワインな ので 気が向いた時とかね ちょっと風向き変えたい時は この Vent et tourne 風向きを変える、 流れを変える っていう意味も込めてあるって言ってました 陽気な気分になりたい時は 開けて飲んでくださいそうしたら気分も変わるし 翌日も明日も違った 気分でお仕事ができるかもしれないです よ幸運を呼ぶ天使 だと思っ て一回試してください日本でも見つかります 今日も最後まで聞いてくれてありがとうチャンネル登録よろしくお願いしますバイバイ 今回も最後まで聞いていただいてどうもありがとういかがでした? 皆さんの応援がとても励みになります のでチャンネル登録よろしくお願いします またコメントしていただけると大変嬉しい それではまたお会いしましょういやー 料理って本当楽しいですね

Chapters

  • Chapitre 1 竹内寿幸

    00:00

  • Chapitre 2 貴重なお話が盛り込んであります

    00:33

  • Chapitre 3 私がライフワークは美食とアートです

    00:57

  • Chapitre 4 ロワールの赤ワインで、人生を満喫しよう

    01:31

  • Chapitre 5 gamay

    02:12

  • Chapitre 6 pinot noir

    02:30

  • Chapitre 7 cabernet sauvignon

    02:30

  • Chapitre 8 chenin blanc

    02:34

  • Chapitre 9 天使のようなワインです

    02:42

  • Chapitre 10 みんなと楽しく飲んでください。

    03:18

  • Chapitre 11 ありがとうございました。料理ってほんと楽しいですね。

    03:52

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軽やかでフレッシュ、そして果実味に満ちたその味わいは、春風のような優しさを持ち、冷涼な気候の中で育つことで、酸味と香りの調和が見事に表現されます。

🍇 ロワールの赤 ― ガメ、ピノ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニヨン

ロワールの赤といえば、まず思い浮かぶのがガメ(Gamay)


軽やかでフレッシュ、そして果実味に満ちたその味わいは、春風のような優しさを持ち、冷涼な気候の中で育つことで、酸味と香りの調和が見事に表現されます。竹内先生の繊細な寿司や、軽やかな和前菜と合わせると、素材の持つ甘みと酸味が一層引き立ちます。

一方で、ピノ・ノワール(Pinot Noir)は、同じくエレガントでありながら、もう少し複雑で深みのある香りを纏います。ロワールでは、ブルゴーニュほどの重厚さではなく、軽やかで透明感のある赤として仕上がるのが特徴です。熟したチェリーやスミレの香りが漂い、たとえば炙り鴨の寿司や、和牛の軽いローストなどに寄り添うような、優美な余韻を残します。

そして、南ロワールで栽培されるカベルネ・ソーヴィニヨン(Cabernet Sauvignon)。この葡萄は力強く、タンニンもしっかりとしており、カシスやブラックベリー、スパイスの香りを感じさせます。ロワールではその表情がやや柔らかく、どこか「静けさを宿した力強さ」を感じさせます。


🍷 ロワールの白 ― シュナン・ブラン(Chenin Blanc)

ロワールを語る上で欠かせないのがシュナン・ブラン(Chenin Blanc)です。
同じ畑でも、収穫のタイミングや醸造方法によってまったく異なる表情を見せる、多面体のような葡萄。ドライから甘口、スパークリングまで、あらゆるスタイルを表現できる稀有な存在です。若いワインは青リンゴや白い花の香りが爽やかに広がり、熟成すると蜂蜜やアーモンド、蜜蝋のような深みを湛えます。

このシュナン・ブランは、寿司はもちろん、抹茶マドレーヌゆずのデザートにも寄り添う、極めて詩的な白ワインです。清涼感と柔らかさ、そして自然な酸味が、和の甘味の余韻を美しく引き締めてくれます。


ロワールのワインたちは、いずれも「控えめな美しさ」と「自然との調和」を重んじた味わいを持ち、派手な主張を避け、静けさの中に深い滋味を感じさせるその風格は、日本の“わびさび”にも通じます。


🍇 Les rouges de la Loire — Gamay, Pinot Noir, Cabernet Sauvignon

Lorsqu’on évoque les vins rouges de la Loire, le premier nom qui vient à l’esprit est sans doute le Gamay.
Léger, frais et plein de fruit, il exprime une douceur printanière, née d’un climat frais qui équilibre subtilement acidité et arômes. Avec les sushis délicats ou les entrées japonaises légères du Chef Takeuchi, la douceur naturelle et la vivacité du Gamay se marient en parfaite harmonie.

🍷 Les blancs de la Loire — Chenin Blanc

Impossible de parler de la Loire sans évoquer le Chenin Blanc.
Cépage caméléon par excellence, il offre mille visages selon la récolte et la vinification — du sec au moelleux, jusqu’au pétillant. Dans sa jeunesse, il séduit par ses parfums de pomme verte et de fleurs blanches ; avec le temps, il se pare de nuances de miel, d’amande et de cire d’abeille.

Ce Chenin Blanc dialogue merveilleusement avec les sushis, mais aussi avec des créations sucrées telles que la madeleine au matcha ou les desserts au yuzu du Chef Takeuchi. Sa fraîcheur, sa douceur naturelle et son acidité poétique prolongent la délicatesse des saveurs japonaises.


Production et Montage : association BIMISHIDO©

制作・編集: 竹内寿幸/美味し道


Musique d'Introduction/Outro : Akatsuki Rising


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  • Speaker #0

    舞台裏の真実やお話、 なかなか表には出てこない 食の現場 のリアルな話を交えながら、 正しい食の姿とは何か、 美味しさとは何かを一緒に考えていきたいと思っています。 日本とフランス、 この2つの文化の間で生まれた食の哲学や、 私が出会ってきた職人たちの お話もしたいと思っています。 食べることは ただの栄養補給ではありませんし、 体や心、 そして自然とのつながりを取り戻す大切な時間ですよね そういうことを少しでも感じ取っていただければ 嬉しいです 私は愛媛県の山江の農家に生まれ 15歳でこの世界に入りました 日本とフランスの料理業界で学び 現在はパリを拠点にして 料理と芸術を融合させながら 料理を探求しています美食の後それが私のライフワークです 今皆さんに聞いていただいているのは ワインのお話です。 でも 普通のワインじゃありません。 自然ワインです。 そして その自然ワインと お寿司の相性 そういうお話を今 皆さんと一緒にしています。 それでは竹内幸の 美味し道アートチャンネルどうぞ最後までお楽しみください。 皆さんこんにちは料理長竹内幸です。 今日のワインは 赤です。 動物がね、 イモリと鳥とカエルがいますね上の方にね見えます? で、 ワインの名前が Vent et Tourneどういうことかって言ったら、 まあ風向きが変わるって言うんですか? 風向きね結構ね、 あの風も多いし、 あのロバールっていうのは多分フランスで一番長いブドウ畑を持ってるところなんですよ 一番長い、 だから ブドウの種類もたくさんあるんですよ これ赤 なんだけどなんて書い てあるかな? ガメ、 ピノトス、 カバネ、 ソービニオン、 シュノンブラウン4種類入ってますね この手の ガメとか カバネ、ソービニオンは どっちかって言うのは夏はね 少し冷蔵庫入れてもらって フレッシュでね 13度とか 15度ぐらいで 飲んでもらっても結構です 結構軽い赤ワインな ので 気が向いた時とかね ちょっと風向き変えたい時は この Vent et tourne 風向きを変える、 流れを変える っていう意味も込めてあるって言ってました 陽気な気分になりたい時は 開けて飲んでくださいそうしたら気分も変わるし 翌日も明日も違った 気分でお仕事ができるかもしれないです よ幸運を呼ぶ天使 だと思っ て一回試してください日本でも見つかります 今日も最後まで聞いてくれてありがとうチャンネル登録よろしくお願いしますバイバイ 今回も最後まで聞いていただいてどうもありがとういかがでした? 皆さんの応援がとても励みになります のでチャンネル登録よろしくお願いします またコメントしていただけると大変嬉しい それではまたお会いしましょういやー 料理って本当楽しいですね

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  • Chapitre 1 竹内寿幸

    00:00

  • Chapitre 2 貴重なお話が盛り込んであります

    00:33

  • Chapitre 3 私がライフワークは美食とアートです

    00:57

  • Chapitre 4 ロワールの赤ワインで、人生を満喫しよう

    01:31

  • Chapitre 5 gamay

    02:12

  • Chapitre 6 pinot noir

    02:30

  • Chapitre 7 cabernet sauvignon

    02:30

  • Chapitre 8 chenin blanc

    02:34

  • Chapitre 9 天使のようなワインです

    02:42

  • Chapitre 10 みんなと楽しく飲んでください。

    03:18

  • Chapitre 11 ありがとうございました。料理ってほんと楽しいですね。

    03:52

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